最近発表されたUNAIDS報告(05年版)でも、日本を含む東アジア地域でのHIV/AIDS感染者・患者の増大と広がりに重大な懸念と早急な対応が求められています。私も国会で再三このことを指摘してきましたが、危機感を持った政府は13年ぶりに「ストップ・ザ・エイズ作戦本部」(本部長:厚労相)を立ち上げました。このことがかけ声だけにならぬよう、皆様方NGOの協力が不可欠です。キャンペーン推進のためにともに力を合わせがんばりましょう。
HIV/AIDSについて、若い世代の人々に対して同世代の若者が語るという“ピア・エデュケーション”はとても有効な活動です。
これからもみなさんにはぜひ頑張って活動してほしいと思います。
みなさんのエイズ予防に対する取り組み、啓発活動に、あらためて敬意を表します。先日も報道されておりましたが、世界のエイズ感染者が4000万人を突破し、そして、わが日本においても先進国で唯一、増加を続けているという現実に、私も危機感を募らせています。今更言うまでもありませんが、もはやエイズは恐ろしい病気ではありません。正しい知識さえあれば感染を予防し、また早期発見ができれば、従来と変わらない生活を送ることができる。そのことが知られていないために、誤った知識や、感染者に対する差別・偏見がまだまかり通っています。
この世界的な問題の解決に向かって、私自身も、チャリティコンサート活動などを行ったこともございますが、みなさんが引き続きエイズの感染予防・啓発活動に取り組めるよう、国会からも支援を続けて参りたいと考えております。さらなるご活躍をお祈りして私からのメッセージといたします。
HIV/エイズ対策では、世界の動きと日本国内の関心の低さとのギャップにため息が
出るような思いをすることがしばしばあります。
エイズに対する無関心が社会を覆っているとしたら、それを生み出しているのは、社会や他の人たちではなく、実は自分自身なのかもしれないと思うことも時々あります。
日本のHIV陽性率は年々、高くなっているとはいえ、いまなおローリスクと呼ばれるレベルに踏みとどまっています。そのこと自体は大変、重要なことなのですが、そのために逆に社会の関心に支えられることなく、孤独なキャンペーンを余儀なくされることもあります。
支えきれないかなと思うこともあります。
そういうときに若い人たちが入ってきてくれると、ちょっと勢いがでてきます。ありがとう。
wAds2005の皆さんも、キャンペーンを通じて、できること、できないこと、やりたかったけどうまくいかなかったこと、できないと思ったのに何だか実現しちゃったこと、さまざまな経験をされると思います。失敗も成功も、一つ一つが楽しくなるよう、工夫して続けてください。
HIV/AIDS問題に取り組む上でアジアは重要な地域です。
中央アジア・東アジアはHIV感染者が急増しています。
アジアの若者が提携し、ぜひ頑張って活動してほしいと思います。