トップページ | YDP Japan | 当日タイムテーブル | 参加団体一覧 | よくある質問 | リンク |
 トップページ > 当日タイムテーブル > 問題意識調査結果
 

国際協力人材育成分科会の問題意識調査結果

国際協力人材育成分科会の問題意識調査結果です。
事前に参加者皆さんから集めた回答です。

Q1、「国際協力人材育成」の分野における問題点を挙げてください。

A.1 Human Capacityの不足
    ⇒国際協力するという行動は、自分の状況が満たされていないと困難であるし、能力が不足していても目標を達し得ないから。

A.2 途上国と先進国とのパートナーシップ
    ⇒世界における途上国と先進国の格差ができてしまわないように、パートナーシップを組んでおく必要があると思う。どちらかが常に先進を走っていて、途上国はずっと足踏みばかりはしていられないと思う。だから、常にパートナーシップは重要だと考えます

A.3 人材育成といった場合、育成される現地の人間の、能力開発のコンテンツへのニーズと、自発的な意識が重要だと思います。(中略)トレーニングや人材育成プロジェクトを動かすときは現地のニーズにあったものを考える必要があります。もちろん現地人のニーズだけにとらわれることなく、長期的な視点で外部から見て必要だと思うコンテンツを持ち込む重要性は認識した上でです。また途上国の潜在的労働者を、人材開発の対象としてだけ見るのではなく、自ら学びたがっている能動的な主体だと思う必要があります。それを、ただのトレーニングの客体としてだけ捉えると、よりよい人材開発を行うことができなくなります。

A.4 現地の住民とどのように関わり、援助をしていくのか、対等な援助の方法論や現地住民の自立をどのように支援していけば良いのか。

A.5 日本のNGOの資金力不足
    ⇒専従スタッフがわずかしかいないため、人材育成といった長期的展望にたった援助が行い辛い。

A.6 開発界における日本人の少なさ
    ⇒日本が世界銀行などの国連等開発関係国際機関へ出資している額は膨大であるが、それに見合った人材が内部にいないのが現実である。安全保障理事会への加入や、開発界での発言力や影響力を念頭に置いても、更に多くの日本人人材が開発界へ入っていくことが求められている。問題とされているのは以下の数点だと感じている

A.7 国際貢献に興味はあっても、それを実際の行動に繋げにくい。
    ⇒専従スタッフがわずかしかいないため、人材育成といった長期的展望にたった援助が行い辛い。

A.8 情報の不足
    ⇒散在する情報が統合されていないから。

A.9 アプローチの複雑さ
    ⇒複数のアクターがばらばらの行動をしているから。

A.10 開発界就職のためのノウハウなど情報量が少ない

A.11 就職に精通した人間が少ない

A.12 NGO,NPO等の雇用制度が不十分。

A.13 英語力の問題

A.14 言語の壁

A.15 文系出身者の技術協力貢献が困難(例えば青年海外協力隊)

A.16 学生NGO団体は毎年のように運営に携わる人が変わり、その度引継ぎをしなくてはいけない。私たちの団体は継続した取り組みを行うことが非常に難しい状況にあるのだが、どのようにして組織をまとめ、現地の人たちと交流すれば良いのか。

A.17 最近、天災や戦争で学生が途上国に実際に行き、支援をするということに懸念を示す声が沢山ある。その為に、私たちはどのようにリスクマネージメントの対応、管理をすればいいのか。

A.18 欧米に比べて国際協力に対する人々の認識が低い
    ⇒個人の中に国際協力が自分にも携われるものだという意識があまり無い。だから積極的に人が集まらない。

A.19 国際協力に対する意識の底上げがなされていない

A.20 現地に行って学んだことを、日本でどのように広報・啓発活動を行っていけば良いのか。

A.21 日本で国際協力に関わる人が少ない
    ⇒国内での国際協力の認知度の低さ

A.22 日本における国際協力人材の育成が立ち遅れている
    ⇒アジアの現在の問題について学ぶ機会が少ない

A.23 実際のところ生きた支援が出来ているのか分からない
    ⇒メディアでしか情報を得る、学ぶ機会がないから

A.24 制度の未整備
    ⇒政府レベルにせよ民間レベルにせよ、明確な指針が整備されていないから。

Q2、国際協力人材育成の分野における日本のユースの問題点、課題。

B.1 Human Capacityの不足
    ⇒国際協力するという行動は、自分の状況が満たされていないと困難であるし、能力が不足していても目標を達し得ないから。

B.2 環境の未整備、特に大学における注力の弱さ
    ⇒国際協力する人材は、未だに主流から外れているように思われ、大学レベルでの支援が少ないように思われる。学問、企業や官庁への就職が斡旋されている。

B.3 国際交流だけを意図した一過性のもの、そしてひとりよがりの活動が少なくないのではないかと思いました。国際交流イベントは、日本と途上国の双方のユースにとってかけがえのない学びの場であり、それ自体が大事な人材育成の機会になっているとは思いますが、継続的な人的交流が確保されなければ、その効果は小さいものに止まってしまうのではないでしょうか。また、参加者をあまりにお客さん扱いしすぎていることも問題です。こういったプロジェクトは、企画運営の過程自体にも人材育成の機会があります。そういった機会を日本人だけで行うのでなく、参加する途上国のユースと目的を共有し、インターネットや電話 などを使用しながら一緒にプロジェクトを進めることによって、違う文化・社会的バックグラウンドを持った仲間と一緒にプロジェクトを進める困難を知り、自然と相手の主体性を重んじるオーナーシップをお互いに学び取っていくことになると思います。こうした機会を見逃すことなく、人材育成へとつなげていくビジョンが必要とされているはずだと思います。

B.4 この問題の解決には、もちろん現地に行って経験を積むことが一番なのだろうが、相手の立場になって考える、多角的な視点の養成が非常に重要であると考えられる。人権問題、環境問題、経済格差など、様々な「問題」の中心はあくまで人であって、数値や理屈ではない。そのことを理解することが真に国際協力に尽力できる人財育成につながると考える。(中略、問題なのは)多角的な視点、想像力の重要性と「問題=人」という構図であった。(中略)あらゆる問題の真の解決には、思いやりを基盤とした豊かな感受性を持つ人間、あるいはそういった人間によって構成される組織の結束が不可欠なのではないだろうか。

B.5 ユース活動特有の"楽しさ"(仲間意識、共感等)を、世界の問題を深く理解し、建設的に考えるというシリアスな活動よりも優先させてしまう傾向がある。

B.6 手軽にできる金銭的支援をすることで国際協力への思いを満足させてしまう傾向があり、実際に国際協力の現場を経験しないことが多い。

B.7 「団体運営での人材疲弊」:本来の目的、理念からは逸脱し、団体そのものの運営に人材を消耗しているように感じる。ノウハウの蓄積と共有が必要と思われる。

B.8 学生ゆえに継続性がなく、団体としてノウハウを蓄積していない

B.9 全体での情報の共有が足りない

B.10 自分と同じユースが他のところでどういう取り組みをしているのか、どんな風に頑張っているのか知る場があまり無い。もっと意見交換等できたら、それぞれが触発されると思う。

B.11 他団体とのコネクションが少ないので、他団体がどのように現地で支援しているのか、どのように組織をまとめているのかと言うことについて意見交換を行いたい。

B.12 日本のユース全体がどのようにつながりを持ち、日本国内で現地の状況を発信していけばいいか。

B.13 日本を代表するような意見を形成する場がない

B.14 国際協力人材育成へのユースの関わりが少ない
    ⇒ユース故にまだ信頼性やつながりがないため

B.15 様々な企画を考えても学生の力だけでは時間はあっても資金が無い。途上国の支援をする上でどのように資金を得ているのか。

B.16 私の所属団体(英国開発学勉強会・IDDP)は現在のところ、ワークショップと講演のみの活動になっており、キャリアに関する情報に非常に欠けている。最近ではワシントンDCをベースにしたフライデイ(www.friday.org)などが開発会での就職セミナーなど積極的に催しているが、キャリアに繋がるような催しを開催している団体はまだ少ないように思える。今回日本のユース団体が集まることにより、そのきっかけをつくる良い機会であると思うが、是非東京 だけでなく、地方にも情報が届く形でのものにしたほうが良い。愛知県出身のものとしては、なかなか国際機関に関わる手段がなく、ましてや更に地方にいけばなおさらであると思われる。

B.17 現実感がない。

お問い合わせトップページ
Copyright 2005 Youth, Development and Peace Japan 2005. All Rights Reserved.